2020.11.03更新

XF CUP 2020 第2回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)東海大会
準決勝 (無観客試合)                     

三重県/三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 11:00キックオフ
伊賀FCくノ一三重サテライト
vs
NGUラブリッジ名古屋アスター

 結果
   4    -  4
   2 前半  2
   1 後半  1
延長 1 ― 1  
   PK 7 ― 8     
    得点者・・・澤井 優利奈・宮本 一都絵・江口 綾優・江頭 一花

今日は勝てば全国大会が決まるという大事な決戦の日でした。
立ち上がりからアグレッシブなプレスで相手の自由を奪い早い時間帯に4番百南ひなたのコーナーキックから9番澤井優利奈が押し込み貴重な先制点を取ることができました。その後、押し込まれる時間帯もあり前半の終盤に連続して2失点をしてしまいました。しかし今日の選手達は、取られた後もさらにゴールに向かいアグレッシブに戦い続けてくれました。前半終了間際にコーナーキックか6番宮本一都絵が豪快なボレーで同点に追いつき前半2対2で折り返すことができました。この集中力をどれだけ持続できるかが大事でしたが、後半立ち上がりに一瞬の隙から失点してしまいリードを許しました。それでも今日の選手達は最後まで諦めずに走り続けた結果、キャプテンの10番江口綾優が連動した攻撃から右足でゴールに流し込み同点に追いつくことができました。そして延長戦、ここからは勝ちたい気持ちがどちらが強いかで勝負が決まる延長前半に相手のセットプレーからこぼれ球を拾われ豪快なミドルシュートを決められてしまいました。しかし、延長後半のアディッショナルタイムに14番青木遥香からの相手選手の背後へのパスから11番江頭一花が豪華に右足を振り抜き劇的な同点弾を決めたと同時にホイッスルがなりPK戦に持ち込むことができました。選手達に「PK戦では強い気持ちを持ち、自分を信じて仲間を信じて」と伝え送り込みました。チーム全員の魂がボールに伝わりサドンデスの9人目までもつれ込みましたが勝ち切ることはできませんでした。
悔しい結果にはなってしまいましたが、サテライトらしいサッカーをアグレッシブに魂込めて表現できた試合でしたし、連動・連続した守備と攻守の切り替えの速さ、そしてゴールへ向かう姿勢と闘い続けるメンタリティーと選手の成長を感じられた内容には満足しています。
気持ちを切り替えて3位決定戦にしっかり勝ち切れるようにまた準備していきたいと思います。

伊賀FCくノ一三重サテライト
監督 小野 鈴香

【次節のお知らせ】
XF CUP 2020 第2回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)東海大会
3位決定戦 (無観客試合)
  日時:2020年11月23日(月・祝) 13:00キックオフ
  場所:帝人アカデミー富士グラウンド
   伊賀FCくノ一三重サテライト vs 清水フットボールクラブ女子